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エアコンは冷房と除湿(ドライ)どちらが省エネ?

2018年08月27日

1エアコンは冷房と除湿(ドライ)どちらが省エネ?

2018年7月23日埼玉県熊谷市で日本の最高気温をそれまでの2013年8月に高知県四万十市で記録された41.0度を5年ぶりに更新して41.1度を記録しました。記録更新というものは普通うれしいものですが、当の熊谷市の皆さんがどう思われているかわかりませんが、ニュースを聞いていて、まだ7月なのに8月はどうなるのかと、そしてこれからの日本の夏はこれが当たり前の猛暑ばかりになるのかと思うとぞっとしました。


こんな暑さに家庭の必須アイテムのエアコンについて皆さんのご家族でこんな話題になることは有りませんか?


「エアコンは冷房と除湿(ドライ)のどっちが電気代安いのかな」って


答えはどちらともいえないのです。


除湿には2通りあり、通常の除湿は室温の熱をとりながら湿気もとる弱冷房除湿というものです。最近のエアコンは高機能で、室温は下げずに湿気だけをとる除湿機能があります。(リモコンボタンでカラッと除湿となっているもの)冷え性の女性などで6月ぐらいなら湿気さえ取れば、快適に過ごせるという方もおられます。これは再熱除湿と呼ばれる機能なのですが、実はこの場合冷房よりも電気を消費します。なぜかといいますと、除湿をして一度冷やした空気を室温に戻す(熱を加える)過程があるため消費電力が通常除湿より増えるのです。つまりエアコンの夏場の使い方で、省エネになる順番は弱冷房除湿>冷房>再熱除湿となります。さらに付け加えますと、家に帰って暑い部屋を冷やす場合、最初は冷房の自動運転に任せましょう。室温が安定してから通常の除湿にすれば省エネにつながります。


2意外に少ない冷房に使われるエネルギー

節約のため暑さを「我慢」して設定温度を28℃にしたり、スイッチをこまめに消したりされるご家庭も多いのではないでしょうか。毎年必ず、お年寄りが冷房をつけずに熱中症で亡くなられるという事故のニュースも目にします。2018年の猛暑のニュースでも毎日のように亡くなられる方の報道がされています。しかし、資源エネルギー庁によるとエアコンの冷房は、年間の家庭で使うエネルギー消費のわずか2.2%にすぎないということです。



ということで我慢して体調を崩されないようにエアコンは使用してください。以外かも知れませんが、大型・高画質化しているテレビのほうが消費電力は多いのです。エアコンの使い方でスイッチをこまめに消すことは省エネという観点では間違いで、自動運転におまかせするほうが消費電力は少ないのです。(エアコンは立ち上がり時に消費電力が多くなるため)こまめにスイッチを消すことが有効なのはむしろテレビのほうなのです。


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