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ゼロエネルギー住宅(ZEH)とは

2018年10月15日

1ゼロエネルギー住宅(ZEH)とは

最近、住宅メーカーのCMなどで「ゼロエネルギー住宅」という言葉を耳にされた方もいらっしゃるかもしれません。ゼロエネルギー住宅を「ZEH(ゼッチ)」(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とも呼びます。経済産業省は、その定義として「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現したうえで、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」となんだか難しい言い回しですが簡潔に言うと


自宅で消費するエネルギー < 自宅で創るエネルギー


ということです。


これを実現させるためには自宅で消費するエネルギーを減らすことも重要となります。


冷房・暖房した空気を逃さないようにそして外気の冷気・熱を侵入させない為に、外壁の高断熱パネル、複層ガラスなど高断熱サッシの採用が新築住宅では必須となります。また、照明をLEDにすることなど電気機器の省エネも大事なことではありますが、家庭のエネルギー消費の3割を占める給湯の消費エネルギーを減らすことが最も大事です。そこで高効率給湯器の導入が不可欠となり「ZEH(ゼッチ)」を標準対応とする住宅メーカーは給湯効率の優れたエコキュートを備えたオール電化住宅または高効率給湯器と創エネ機器を兼ね備えた家庭用燃料電池「エネファーム」を設置するガス・電気併用住宅のどちらかを提案しています。


次に自宅で消費するエネルギー以上の創エネが必要となります。太陽光発電がその一番の担い手となっているケースがほとんどです。


経済産業省は年間約40万戸の戸建て新築住宅のうち、2020年に半数以上をゼロエネルギー住宅とし、2030年に全戸をゼロエネルギー住宅とする目標を掲げています。つまり国策として「創エネ」を推進していくというものです。新築住宅においては「ZEH(ゼッチ)」は「出来るだけ」ではなく「義務化」されることとなり、ハウスメーカーもこの流れに乗れなければ淘汰される時代になります。矢野経済研究所によると2020年度のゼロエネルギー住宅の主要設備の市場は1兆1千億円と2015年度に比べて24%増加する見通しです。「創エネ」機器を設置する新築住宅は当たり前になるでしょう。


これを受けて、大手住宅メーカーでは前倒しで標準仕様にする動きが広まっています。


 


新築集合住宅でも同様の条件をクリアーした場合「ZEH-M」と呼ばれます。ただ集合住宅の場合太陽光発電で発電したエネルギーを各戸に分けるため達成はなかなか難しいといえます。そこで75%の省エネ率を目指した「ニアリーZEH-M」と呼ばれるものが主流となっていくでしょう。


 


ゼロエネルギー住宅は新築住宅だけの特権なのでしょうか?確かに住宅そのものを高断熱にすることは既築住宅では難しいでしょう。しかし家の全ての窓を断熱効果のある二重サッシか複層ガラスにするプチリフォームと適切な「創エネ」機器を導入することにより、エネルギー収支ゼロ以下にすることは可能になります。


 


\プチリフォームと創エネ機器をご検討の方/



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